A1 トルク係数はネジ山、頭部、接触面の摩擦状態により異なり、焼付係数は締付方法、締付速度、表面状態によって変化する為です。
締結される工具、使用されるネジの表面処理などで数値が変わる為、ある一定条件の参考値として資料しかないのです。
A2 建築基準法では高力ボルトはJIS1186に規定されたボルトセットを使用する事になっています。JIS1151のボルトとは伸びや衝撃値に関して要求性能が異なります。
又、トルク係数なども規定されている為、F10Tのボルトセットの代わりに10.9強度のボルトを使用する事は認められていません。
A3 よく回答するのは3山ですね。
製造上の理由により先端2山は不完全ネジ部と判断される事が多い為、3山が推奨されています。